1型糖尿病のトライアスロン、血糖値、栄養日記-アイアンマンコナを目指して-

一型糖尿病20年目の管理栄養士です。アイアンマンコナ出場を目指してトレーニングの様子や血糖コントロール、栄養管理についてアップしていきます。

不調が続いております😣

おはこんばんちは!

 

最近の様子ですが、4月後半から中々疲労感が取れず、胸痛、息苦しさ、フラつき、ワークアウト中の心拍数が160でめちゃくちゃ呼吸が辛いという状態が続いています。

 

最近仕事が忙しく、食事管理が疎かになり、血糖値は乱高下、折角良くなったHbA1cも7.1%と7%台にに逆戻り。

更に寝不足が続きその結果として上記の症状が出ているのかと思います。

 

自分自身の弱さを、つくづく思い知らされる。

 

反省です。

 

また身体のだるさから、トレーニングをしようと思っても行動に移せず、トレーニング量が減る事でインスリンの利き方が不安定となり、それがパフォーマンスにも影響している様です。

 

この感覚は健常者には分からない事だと思います。

一型糖尿病はインスリンを射っていれば問題ないでしょう?と良く言う人がいますが、こういう事が日常茶飯事だという事です。

あまり表面には分かりづらいところではありますよね。

じゃあ、そんな激しい運動やめれば良いと思う人もいるかもしれません。

 

ですが、このトライアスロンはそれ以上に得る物が多いと思っています。

トライアスロンが無ければ今の僕はないです。

きっとトライアスロンをやっていない僕が今の僕を見たら羨むだろう。

それくらい僕の人生にとって大きなものになっている。

 

そして、この状況と向き合い自分の身体と話し合いながら、改善に向けて出来ることを始めようと思っています。

 

まずは食事改善と睡眠の確保。

レーニングは負荷と継続時間を減らしコンスタントに行っていく。

 

フラつきと呼吸のキツさは恐らく血糖値の乱高下に伴い血液循環が悪くなっている事で軽度なうっ血性心不全

血中酸素濃度が下がっているか、貧血が起こっている。

出来ることとしたら、心不全としたら、減塩。貧血であれば鉄分とビタミンC。

血中酸素濃度は...
血糖値の安定化。

まずは炭水化物量を減らし、ケトアダプテーションの準備段階に入ろうと!

レバーが結構安く売っていたのでレバーのパテを作り置き!

ビタミンCの確保のため大量のレモンと緑黄色野菜!

食後血糖値の上昇を抑えるため大量のサラダの作り置き!

これにはポリフェノール色素のアントシアニンが含まれるアーリーレッドと紫キャベツ、カリウムの摂取のためサニーレタスをベースに(普通のレタスに比べサニーレタスはカリウムの含有量が倍)パプリカのスライスも入れてビタミンCの摂取へ!!

EPE、DHAの摂取のためイワシの水煮缶とカツオのタタキ!

この脂肪酸を取り入れる一番の理由は、細胞膜の構成成分になるという事。

いくら細胞の核となるアミノ酸をはじめタンパク質を摂っても、それを守る膜が大切なので良質な脂肪酸、特にEPAは細胞の合成や修復の効率化に大切だと思っています。

またビタミンCはコラーゲンの生成にも関与していますし、レバーに多いビタミンAも成長ホルモンの生成に関与しており、細胞の成長と分化に欠かせないので効率の良い回復を促すのには不可欠。

 

回復にはBCAAとかEAAとかグルタミンとかアミノ酸が効果的と良く言われますが、サプリメントでこれらばかりを摂取しても大きな効果は得られないと思います。

 

細胞の成長や合成には多くの栄養素が関与しているのでそんな単純な事ではありませんね。

 

プラシーボ的なことがほとんどでしょう。

 

高いお金を出してまでこれらを摂取するのであれば食事のバランスを整えることをお勧めします! 

 

普通に食事をしていたら大体肉か魚食べるだろうしタンパク質不足になる事はあまり考えられない。

余程パンや米、麺に偏っている方でなければ。

レーニング中のアミノ酸の摂取はある程度効果もあるのかなとは思います。

これに関しては研究も多くありエビデンスも多数存在しますしね。

日常の食事に関しては上記の通りでバランスを重要視し、多くの食材を取り入れる事がシンプルで分かりやすいと思います。

 

あとは米やパン、麺の食べ過ぎに注意!

特に持久系スポーツをやっている方は炭水化物に偏るとエネルギーの酸化が炭水化物有意になってしまうので注意。

一型、二型糖尿病共に、血糖値の上昇の最大値が上がってしまう事、そしてこれがインスリン抵抗性を引き起こす事になるので、炭水化物は最低限に抑える事がマストでしょう。

 

ちょっと話が逸れてしまいました...

 

まずは血糖値の安定化が先決ですね。

 

インスリンもトレシーバの量を見極め、ボーラスは炭水化物量×5/インスリン効果値を基本とした独自のカーボカウントで調整。

 

これで良くなれば良いのですが...

ラン用で新たな客観的指標のデバイスを購入し、シューズも新しいものを購入したのでそれらをしっかり試したいのに身体がついて来ない。

 

一日も早く不調を脱却し、島での夏を満喫したいと思います!!