1型糖尿病のトライアスロン、血糖値、栄養日記-アイアンマンコナを目指して-

一型糖尿病20年目の管理栄養士です。アイアンマンコナ出場を目指してトレーニングの様子や血糖コントロール、栄養管理についてアップしていきます。

オープンウォータースイム(OWS)日記🏊‍♂️

スワコエイトピークスミドルトライアスロンまで2週間を切りました。

レースまでの残りの時間は少しトレーニング時間を減らして徐々に疲労を抜きつつ調整していこうと思っています。

 

今日は八丈は嵐ということで完全オフ。

 

ということでブログ更新することにしました。

 

今回は一番の課題であるスイムについて。

 

はじめに、スイムの技術的なことは僕のレベルからしたら恐れ多いのですが、環境的にプールがなく海での練習しか出来ないという中々特殊な環境で、そこでの気付きを記事にしようかと思います。

 

技術的なところは別にして、あまりオープンウォータースイムに慣れていない方などには少し参考になるのではないかと思います。

 

まずコロナ前、最後のレースは2018年の九十九里ミドルトライアスロンでその時のスイムペースは2000mを38:31で2:00/100m弱ペースでアップ。

少なからず2:00/100m前後で泳げていた所。

コロナでプールが閉鎖となり、その後八丈島へ移住してから今シーズンまでおよそ2年ほとんど泳げていませんでした。

 

そんなことから、今シーズンはウエットスーツフル装備で2月ごろから少しずつ海で泳ぎ始めました。

 

 

大体平均ペース2:30/100mとかなりパフォーマンスが落ちていることにショックを受けたと同時に焦りもありできる限り泳ぎに行けるようにと思っていました。

 

 

少しずつ、感覚も戻ってきてレストなしで1時間以上泳ぐのも、そこそここなせるようになってきたのですが。

 

ただガーミンのラップを見ると100mを2:00きって泳ぐことができない・・・

 

自分の感覚ではかなり進んでいるなっと手応えがあっても2:30/100mぐらい・・・

 

なんでなんだろう?と悔しい気持ちと疑いの気持ち・・・

 

そこで、4月に一度上京したときがあったのですが、ちょっと時間の合間に50mプールへ軽く泳ぎに行ってみました。

 

すると、概ね1:40/100mで泳げていた?

また、海だとペースを上げようと思って頑張ってスクロールしても全然タイムが変わらないけれど、プールだと頑張りに応じてちゃんと進んでくれる 笑

 

そこで色々調べてみると、思った通り八丈の海は潮の流れをはじめ平均的にかなり荒い環境なのかと思いました。

次の画像を見てみると

 

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詳しいことはあまりわからないのですが、これは潮の流れの強さと方向を表したもので、赤い部分はかなり潮の流れが強いことが分かります。

潮の流れは周期や時間帯によって変わってくるようで、この日のこの時間帯は特に潮の流れが厳しい時ではあります。

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これは参考までに昨日(6/13)の八丈の海の1日の潮の変化(満ち引き)のグラフです。

この日は大潮で水位の変化が大きい日ですね。

大体八丈はこんな感じなのですが

スイム練は朝9:00〜12:00の間の時間で泳ぐことが多く、グラフを見ると一番水位の変化が大きい時間帯だったんですよね。

また1時間ごとに潮の流れの方向がどんどん変わっていくこともわかりました。

 

下の画像はいつも泳いでる場所です。

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1時間後

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全く方向が変わりましたが潮の流れは弱くなったようです。

さら2時間後

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この日は夕方まで流れの方向は変わりませんでしたが、2時間前より流れが強くなっているのがわかります。

 

ちなみに目標レースの佐渡の海(スイムコースと思われる場所)の潮はこんな感じ

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流れの強さが全然違いますね

次が佐渡の海の1日の潮の変化

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八丈が130cmほどの水位の差があるのに比べ、佐渡は同じ日で30cmほど

 

数ヶ月単位でこの潮の変化を調べてみましたが、概ね八丈をはじめ伊豆諸島の海は潮の流れや波、うねりなどの影響が強いことが分かりました。

 

元々泳ぎが得意では無いのに加え、海での泳ぎ方もわからず泳いでいたことでペースが上がらないんだと確信し言い訳が見つかりました笑

 

だからと言って、じゃあこういう荒い海の環境で早く泳ぐにはどうするんだ!?

 

って話ですが

 

それは僕が一番知りたいです。笑

 

皆さんそれが知りたいんですよね・・・

 

少しでもわかる事や気づきがあれば今後も共有していければと思います。

とにかく頭で考えることも大事ですが、経験が何よりだと思うので今シーズンはできる限り海に出ようと思います!

 

スイムで最近取り入れたことはパドル練。

海だと潮の流れや波の影響もあって、ドリルをやるのには向いていないと思うので、とにかく泳ぐ時間を増やすことを第一に考えています。

 

そうそう

 

そして、こんな感じで4000mを1:48/100mペースで泳げた日が一度だけありました。

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この日は小潮の日で周期と時間帯のタイミングがすごい良かったのか、4000mを泳いだのに全くもって疲労感もなくこのタイムで泳ぎ切れました。見ての通りGPSのバグりもありそうなのですが、大体1周500m前後の場所を8周回し、このタイム、心拍数から、そこまで誤差はなかったのだろうと前向きに思っています。笑

 

本当にこのくらいのペースで泳げでたら今の段階では上出来だなっと思っています。

 

とまぁ、おそらく海で簡単に泳げる環境だったからこそ気づけたことですし、最近ではそこそこの高さの波やうねり潮の流れにも臆することなく泳げるようになってきて、流れに逆らっている感じがあっても、平均2:10/100mペースにまとめられるようにもなってきました。

ただこれはスイムに限ったことではなく、ランもバイクもそうなのですが、八丈でのトレーニングの客観値は本当に参考にならないなっと。

 

なので現時点でのパフォーマンスがどのくらいなのか検討があまりついていません。

 

ハードな海なのかもしれないけど、実際自分の能力の問題の可能性の方が高い気がするし、ただそう考えるとへこむので自信をつけるためにも、今のところペースが上がらない事に関しては良い意味で八丈の環境のせいという事にしておきます。笑

 

最近はトライアスロンのトレーニングと考えるとどのパートも本当に過酷な環境の中、少しずつトレーニングに適応できる様になってきてこの環境でこの先もトレーニングをこなせる様になればかなり強くなれるなっと八丈の自然に感謝してトレーニングに励むことができる様になってきました。

 

まあ孤独は孤独ですが、先日の様に憂鬱っぽさは消えました。笑

 

諏訪湖まで10日!!

約4年ぶりのレースでワクワクです!

 

それでは次回は諏訪湖の結果報告と振り返りをまとめます。