こんにちは.
前回は琵琶湖マラソン2週間前の投稿でした.
それから約2ヶ月が経とうとしています.
タイトルにある通りトライアスロン活動を休止することを決めました.
その理由や今後についてお話しできたらと思います.
ちなみに琵琶湖マラソンは無事完走
タイムは3:23:51という結果でした.
ペースは終始安定しタレずに走りきれ楽しく走れました.
ただ、余裕は感じるのにペースを上げようにも上がらない感覚
中々トレーニングができていない中でsub3.5で走り切れたのは良かったです.
さて、本題に入っていきましょう.
この数ヶ月、栄養管理(マネジメント)をサービスとして展開し、ヘルスケア、糖尿病をはじめとした生活習慣病の予防改善、スポーツ栄養マネジメント、もちろん1型糖尿病の管理も含めて、食事と栄養の可能性を信じ管理栄養士として、様々なライフスタイルに合わせた食事管理を提供することでQOLの向上に繋げられるような事業を立ち上げようと考えていました.
結論から申し上げますと、その目標が叶わなかった.
事業内容としては、食事提供付きの栄養マネジメントサービス.
言葉だけではイメージつきづらいと思いますが、個人の身体状況や生活レベルに応じた必要栄養量を算出して、栄養計算した献立のもと、毎日の食事まで完全サポートするといったサービス.
このシステムは結構複雑で練りに練って考えついた内容だっただけに形にできなかったのは本当に悔しかった.
ただ逆に複雑であるが故に設備投資が予定の倍ぐらいになってしまった.
でもここまでのサービスで、システムとしては素人じゃ中々真似できないし、普通に管理栄養士で栄養サポートしていましたとかそういうレベルじゃ出来ないと思います.
かといって大手企業が資金力と人事力でやるかといったら絶対手を出さないような絶妙なラインで攻めたのですが、金融機関の専門外の人間には理解を得られなかった.
実績やら、資金力やらそこばっか.
まあ要するに最大の要因は資金力と合わせて実績を含めた社会的信頼性の問題でした.
まあ、先輩管理栄養士にも理解は得られなかったけど😂
そのほか色々と要因はあるけど全て自分自身の判断力、必要な知識、能力が乏しい事の結果=資金力、社会的信頼性の問題にもつながるって事..
よくクラファンを提案する人がいるけれど、私の性格上、合わないと思うのと仮に検討するにしても今のタイミングではないと考えているからです.
その融資の決断が下されたのが3月の半ばですが、1ヶ月以上経った現状でも、この先のことが整理がつかない.
ここまでに至る経緯として7年ぐらい前から、ちょうど30歳になるかならないかというぐらいの頃、大きく2つの事を目標に、いろいろな犠牲の中、積み重ねてきたものがあったけど、結局何もかも成し遂げられなかった.
その2つの目標とは
1つは個人事業主として栄養やトレーニングによるサービスを展開する.
2つ目はこちらのブログも活動の一つではありましたが、トライアスロンのアイアンマン(ロングカテゴリー)で世界選手権(アイアンマンKONA)へ年齢カテゴリーで出場すること.
コロナの前まではなんとかフリーランスで基盤作りも含めて活動して、最低限生活はできていたけど.コロナで色々な予定や計画を狂わされ、八丈島へ移住しトライアスロンの活動だけでもなんとか目標達成をと思うも肝心な所でトレーニングが滞る事ばっかりで、
事業に関しても自分の計画性の問題もありとも思われている...
でも一言言わせてほしい
こんな事は予測もできない、計画したところで3年間閉鎖的な環境で日常生活の2/3を奪われてたら、どっちかしかないでしょう...
人のせいにしたくないけど、完全に悪意ある嫌がらせに、どう対処すればよい?
しかも島という完全に閉鎖されたアウェイの状況下で、誰も味方もいないし、信じてもらえない、ただ仕事が忙しいとかではないからね.
もう過ぎたことを言ってもしょうがないし、こればっかりは誰にも理解されないしというか、できないだろうし、なんなら私に非があると思われるのも重々承知の上で言っているけど.
引きずっている訳ではないけど、悔しさはまだまだ拭い切れていない.
引きずっているのか・・・笑
怪我や自己管理の問題ならまだしもね、
八丈から帰ってきて、事業立ち上げの準備で仕事もほとんどしていなかったし、すぐにフリーランスで生活ができるような仕事の依頼も無く、また今後の仕事の方針も定まっていないため、最低限生活ができる収入源がないと何も手につかない状態のため、とりあえずトライアスロンの機材も全て売却し少しでも金銭的な面を補うようにと考えた結果です.
この半年間、検討していた店舗物件が住居付きであったため、当分の間はそこに住みながら事業を展開していこうと考えていたのですが、事がうまく運ばず結論が出るまでに約半年もかかってしまった.
そのため、住居も定まらず落ち着いて寝泊まりできる場所もなかった.
当然食事もコンビニなどが多くなってしまい血糖値もそうですが、生活費も結果的に無駄にかかってしまった.
落ち着いた拠点もなかったため、トレーニングも計画通りにできる訳もなく.
しかも今現在無職.
6月のアイアンマンフィリピンに向けて、ベースもできていない状態ではやっと完走できるぐらいの結果が目に見えている.
金銭的な余裕や安定した生活が確保されているならそれでも楽しめますが、あと2ヶ月を切って、お金の余裕もなく、トレーニングもできていない、結局見送るしかない状態まで追い込まれました.
まあそんなこんなで、今回事業立ち上げに至らなかったことから金銭的な事情もあり、トライアスロンの活動は休止しようと思います.
金融機関も含めて、管理栄養士という立場や学歴を含めた経歴から社会的な信頼性がない.事業の軸となる栄養管理という概念がそもそも理解されなかった.
栄養士会にも大口叩いて、色々敵も作ってきたから少なからず病院栄養士なんてできないでしょう.
どれだけ自分の知識や経験に自信があっても、結局経歴などで判断され潰される.
栄養士の世界では正義は多数派(色んな意味で)にあるということも痛感した.
そして今では時代が変わり、SNSなどの発信が全てのようにも感じられる.1型糖尿病でインフルエンサーみたいになれる時代になったんですね.モデルの方や芸人のように色々とチャレンジし発信力のある方々が日本中の1型糖尿病の人達に希望を与えている.
このブログで少しでもと思ったけど、私の影響力では何にもならない.
だから、アイアンマン世界選手権目指そうとかそう言う発信も今後は彼ら、彼女らがいずれ成し遂げられ、私はその役割ではない..
そういうことがはっきりした.
だから、まずは自分のことを立て直し、トライアスロンとか栄養士だとか、1型糖尿病だとか、そういうものを全部捨て一から出直すことにします.
特に1型糖尿病におけるスポーツをはじめとした日常生活への適応は、もっと発信力のある人たちに任せるとして、しかしながら、それが自分たちのエゴではなく色々な人たちを巻き込んでもっと現実的な観点から企画を考えて発信してほしい.また、色々と資金や機材を提供されるならせめて私以上の結果を残して欲しいね.私は本当に色々犠牲にして全て自分で勉強して、自分の資金を削って本気でやってきた.
コーチがついたり、スポンサーを受けているなら、それ相応の結果を残せて当たり前でしょ.
ドラマチックな演出をして完走して頑張ったアピールで、チヤホヤされているのは不快でしょうがない.そんなんに資金提供している企業もまたくだらないし、そんなんに未来も感じない.
少なからずスポーツの場においては.
また大学院などの専門機関や関連組織で、もっともっと1型糖尿病のについての管理方法を研究して頂きぜひ論文などにまとめてもらえれることを願っています.
正直1型糖尿病を治る病気へというような遠い未来の希望みたいなメッセージより、もっと現実をみて日常生活に落とし込んだメッセージで発信してほしいものです.
まあ偉そうに言って、じゃあ「お前がやれよ」というかもしれませんが、今まで仕事選びでも、そういう機関や組織には受け入れられなかったし、そこの土俵に立たせてもらえなかった訳で、だったら逆にお前らもっとしっかりやれよと言いたいし、自分でやろうとしても今現在ではそんな余裕やコネもない.発信や行動しても理解を得られなかったわけで.
最後に1型糖尿病の皆様へ
(まあこんな私の言葉は響くわけないかもしれませんが)
SNSを見ていると治療に悩んでいる方の多くは発症して間もない方々が多いのかなッという印象.
最初はすごい不安だし、理解されない事に強い憤りを感じるでしょう.
私もそうでした、だけど10年、20年もすると注射打って、ある程度食事管理とインスリンのバランスとって、血糖値300、400の高血糖、30、40の低血糖、こんな事は日常茶飯事で、「あっまたか」みたいに補正してという毎日が当たり前になり、それで合併症なく生きて来れたし、身体的なポテンシャルも健常者と同じく、プロセスに基づいて積み重ねれば、負けないくらいのポテンシャルになる!
プロやそれに近いポテンシャルに引き上げようと思ったら、そのプロセスは1型糖尿病は関係ない!
結果には繋がらなかったけど 私はそれが見えた。
仮にハンデとなっていたとしてもそんな事思っていたら勝てるわけがない!
ハンデと思う前に、対策を考えれば今の時代情報なんていくらでも手に入る。
気付いたら血糖値の事なんか良い悪いは別にしてコントロールする事が当たり前になっていると思います.
そりゃあ、1型がなければとか思うことは何百回、何千回、何万回思ったことか.笑
でもそこで、負けずに上手く向き合ってみてください.
頑張らなくていいです.
理解しようとしなくていいです.
理解を求めようともしなくていいんです.
理解を求めても結局やるかやらないかは自分自身だから、偏見を持たれようが何を言われようが、結果が全てです.
仮に1型糖尿病の病態的理解が社会に浸透したら解決するんですか?治療に何か好天的な要素が生まれ合併症を免れるんですか?
ダイアペティスだかなんだか知らないけど、笑
そもそも医療従事者ではDM(diabetes mellitus)て訳されて認知されているんだからそれでいいじゃん笑
それは置いといて
ここで具体的に何がよいとは言いません、というか言えません.正解がないから、だからこそ、少しずつでも自分自身の身体と向き合うこと、目を逸らさずにその都度その都度、自分なりの答え方で身体へ答えてあげられれば、少しは楽になるのではないでしょうか.
私もこれから必死で人生を立て直し一歩ずつ歩んでいきたいと思います.
でも1型糖尿病を表に出して何かやろうとかは卒業かな😅
ではではここまでグチグチとした内容を読んでいただきありがとうございます.
それでは