こんにちは。
今回は前回に引き続きIRONMAN PHILIPPINE 2024へ向けて、トレーニング計画とその内容についての考察をしていきたいと思います。
前回は1型糖尿病の私がトライアスロンのロングカテゴリーに対する日々のトレーニングを進めていくにあたり、今シーズンの反省点を振り返りながら重要な要素として血糖コントロールの大切さとその理由をテーマに記事にまとめました。
よろしければ、こちらの前回の記事をお読みください↓
https://ifags-g-g.hatenablog.com/entry/2023/09/23/224522
今回は血糖値をコントロールしながらIRONMAN PHILIPPINE 2024までの期間どのようにトレーニングを積んでいくかをテーマに記事にまとめていきたいと思います。
まずはIRONMAN PHILIPPINE 2024をどのような目標で出場するか?
それはもちろんIRONMAN KONA 2024の出場に向けてです。
ではIRONMAN PHILIPPINE 2024をどのくらいのタイムでゴールできれば良いか?
これは2023と2022のIRONMAN PHILIPPINE のリザルトです。
2023年はオランダ人選手が優勝、2位が南アフリカの方3位の方の国旗がどこの国かわかりませんが、4位はイタリア人、5位が現地のフィリピン人でした。
タイムとしてはsub10で優勝ということで欧米のレースがエイジカテゴリーでもsub8や9というタイムの中、9時間台後半で優勝ということはコースがかなり起伏が激しいのか?そもそものレベルが少し落ちるのか?
コースを見てみると
スイムは2周回、波や潮の感じはこれでは分かりませんが、平均水温が28℃となっているのでウエットなしになるであろうと。
バイクコースは4周回起伏があるように見えますが、150mぐらいまでのの登りが最大でそれを2回と100mぐらいの登りを3回そのほか小刻みに登って下ってって感じなのでしょうか?フラットではないけど、長いヘルクライムの登りではない?
ランコースも4周回でこれもフラットではないにしても15mくらいの上り下りを繰り返すようなコース
コースプロフィールを見た限り、欧米のエイジトップ選手たちが出場していたらトップ10はsub9で埋まりそうな感じでしょうか?
私のアイアンマンの目標タイムとしては、現時点で実現できそうなタイムはsub10。
過去のリザルトから2024年も同等のレベルであれば、sub10が出せれば十分にKONAの出場も可能性があると思われます。
しかし、競技レベルが急速に向上している現状では、それ以上のポテンシャルを目指す必要性も感じます。
ひとまずは、どこまでのポテンシャルというよりは、下記に記載したある程度のトレーニングの目安とその内容を計画しレースに臨んでいけたらと思います。
①トレーニングの時間の目安として週平均20時間。
まずアイアンマンのようなマラソンを超える競技時間の持久系スポーツであるとトレーニング時間は特に重要な要素と考えています。
そのため、内容や質もそうですが、この目安の時間をクリアできなければ、どんな高負荷トレーニングをしたとしてもレースで勝負ができないと思いました。
完走が目標であれば、今くらいの練習量でも十分なのかもしれませんが、IRONMAN PHILIPPINE 2024では順位は最低でも年代別3位以内が必須。
おそらくエイジグループで常に上位に食い込むような選手は仕事をしながら20時間以上の練習量は当たり前、さらに30時間を超える練習量の方もいると思っています。
そう考えるとこの20時間、最低でも週15時間という練習量を目安にベーストレーニングを行なっていくことが重要と考えています。
②血糖値のコントロールのための食事管理。
食事管理の要素として考えていることは2つ
⑴血糖値の安定化によるトレーニングの効率化
⑵脂質代謝率の向上
⑴については前回のブログで目的をまとめた通り。(気になる方はそちらをご覧ください)
⑵脂質代謝率の向上について
これは気になる方も結構多い内容ではないでしょうか?
結論からお話しすると、糖質制限が鍵となります。
なので糖質制限を中心とした食事管理により血糖コントロールと脂質代謝能力の向上を図って行こうと考えています。
今シーズンつくづく思ったことは結局結果がすべてと言うこと。
特に、エンデュランススポーツで糖質制限となると批判的な意見も多いと思うので、ぐだぐだと理屈を述べるのはやめ、以上の点を考慮しつつIRONMAN PHILIPPINE 2024へ挑戦し、その結果として食事管理の様子は報告できればと考えています。
それでは。