こんにちは。
まずはじめに、今年ようやくアイアンマンKONAに向けた挑戦ができるとシーズンインからワクワクした気持ちで10月のマレーシアのランカウイ島で開催されるレースを目標に励んでいました。
6月の広島県の宮島、廿日市でのレースでは良い感触でレースを終えることができ更なる飛躍と思っておりましたが、前回の記事にあった通り宮島のレース後、仕事が激務となりトライアスロンどころではなくなってしまいました。
元々5月には有給消化に入り7月には地元多摩地区へ帰る予定年内には事業を立ち上げる予定でしたが、後任の栄養士が仕事をばっくれてしまい辞められない状況になってしまいました。
八丈島に移住して3年近くになりますが、仕事ではこんなことばかりが続き自分の時間なんて限られています。
島暮らしはのんびり好きな事やってとか思っていませんか?笑
確かにそういう人も多いのかもしれませんが、この3年のんびり出来たことなんてありません。
全然東京の方がストレスフリーだと思いますよ!
島へ移住を考えている人いましたらよく考えて下調べが重要だと思います。
すみません、話が少しそれましたが、
皆生のレース後、睡眠不足で回復も遅れている感じ、ストレスからか血糖コントロールは乱れるし中々思うようにトレーニングが進まない事にさらにイライラし、この調子ではKONA出場をかけてアイアンマンマレーシアに挑む事に疑問を感じ始めました。
決断は早い方が良いと思い、7月末にアイアンマンマレーシアを辞退する事を決断しました。
しかし、佐渡はどうしようかと思っていましたが4日程度なら若干の無理でなんとかなるかなと思いそのまま出場する方向で。
8月の超勤は90時間を超えるなか、できる限りの血糖値のコントロールと隙間隙間でトレーニングをと思っていました。
しかし8月上旬に、その隙間隙間が仇になってしまいました💦
ちょっとの時間にケトベルでワンハンドのスナッチをやったら軽めのぎっくり腰をやってしまいました。
そこで1週間トレーニングできず、さらに良くなったと思ったらノロノロの台風がきて、その1週間海は荒れていたのでスイムができない。
8月のトレーニングはこんな感じ
仕事で多い時は15時間ぐらいぶっ通しで働いて、冷静な思考になれず、トレーニングしなきゃって感じで余裕なく、とにかくやらなきゃ佐渡を走れないという焦りと今シーズンの積み重ねてきたトレーニングをできる限り納得のいく結果で締めたいという思いでグチャグチャになっていたと思います。
そんな中9/1佐渡へ出発。
1日は新潟駅で一泊し、翌日ジェットフォイルで佐渡へ行きました。
去年に続き2回目ということもあり、レンタカーを借りてまずは選手登録をしに会場へ向かいました。
選手登録が済み、ホテルへ行くもまだチェックインできる時間ではなかったため、外でバイクを組み立てることに。
特にトラブルなくバイクを組み上げ、軽く30分ぐらい試走をし後はホテルでゆっくりしながら、レースの準備をして早めに寝ることに。
レース当日、3時ごろに起床。
朝ごはんを食べて、なんかゆっくりしちゃっていて笑
というのも、8月の忙しさで、恐らく精神的に混乱していたんだと思うですが島を離れた途端一気に力が抜けた感がありました。
それでなのか、準備をしていてもレースをやる実感が全然湧いてこない。
車に荷物と自転車積んで会場へ着いた頃にはチェックギリギリの時間になってしまいました。
トランジションのセットを終えるとスイムのウォーミングアップの時間ギリギリでトイレを我慢してとりあえず、入水し試泳。すぐにスタートライへ移動となり開会お挨拶が始まる。
ポジションはアウト前方よりやや真ん中よりスタート。
swim(4km):1:17:43(196位)
スイムはトラブルなく意外と泳げました。
佐渡はバトルもなく比較的泳ぎやすい印象。
2周目になると同じくらいの泳力の方達ばかりなのでペースを保ちながら思うように泳げました。
目標が100m/2:00min以内の平均タイムで泳ぎ切る事だったので自身の中では順調でモチベーションがグッと上がりました。
T1:7:41
トランジション相変わらず遅い
トイレに行っていたこともあるけど5分以内で終わらせたいですね😅
Bike:(190km):6:18:48(76位)
バイク開始後55km過ぎたあたりまで平均スピード34kmぐらいで推移。平均パワーは176Wと予定では180〜200W平均でと考えていたため、やや抑え気味?
でもその割に、脚が、特に股関節周りが重だるい。
特に無理しているつもりもないのに30km過ぎたぐらいから臀筋、ハムストリング始め股関節周りが段々と張ってきて症状として現れてきた。
走っていくうちに楽になるかと思ったが常にキツかった。
踏みすぎているのかと思うとそこまで出力は上がっていない。
なんなんだ?と思いながら最初の峠、ゼット坂なる登りに向かう。
明らかに登りでも力の入り方がいつもと違う感じがして嫌な感じ。
その後がさらに股関節周りがキツかった。
でもまだ1/3程度しか終わってない。
その後はある程度平坦が続きちょうど半分の100km地点のエイドステーションでお腹ハイドレーションに水を足す。
容量が1.5Lなので半分で飲み切ってという感じで考えていたので予定通り。
ちょうどその場で通過時の順位を告げていて、エイドに着いた時に通過した選手の順位が40位前後だったのですが私がエイドで水分補給を終え出走した時には60位くらい。
たった数分で20人ぐらいに抜かされた?
結構僅差なんだなと感じました。
そこからはノンストップでと思うが、ちょっとの登り坂でかなり脚にくる。
ペース的にはそこまで悪くないと思いこのままいけばバイクは5:30から5:45の間で行けると
そうするとバイク終了時で7時間前後
ランが上手くいけば10時間台でゴールもできる!と計算していました。
その反面、昨年最後の160km地点での坂で一気に踏みすぎて失速したのを思い、今回は押さえて押さえてとはやる気持ちを押さえながらいざその関門へ
入りがかなり勾配きつくその後緩やかに登る感じ。
出しすぎずに抑えめに登り今回は大丈夫!足も残っている。
数キロ登った先でコース上で45位と順位を告げられる!
よしこのままなんとか順位も守りたいと言う思いもあり少し経つと下り坂となる。
一旦下って後は平坦路を進んでゴールかな?と思いきや小刻みにアップダウンがあり、向かい風を感じる。
結構長めの登り坂があり、その坂を登った先で一気に向かい風に吹かれた感覚があり、必死で抵抗する感じになると一瞬で全身の力が入らなくなりオールアウト
時速15kmぐらいで走るのもキツイ。
今まで追い抜いた方Bタイプの方にも抜かれドンドンと抜かれ、Bタイプのおじさんにフラフラじゃねえかと嫌味を言われる。
それに対してもなんの感情も湧かず。
とにかく、バイクのフィニッシュエリアまで行こうと
途中足を止めて休んでそれでも変わらず。
なんとかバイクフィニッシュまで辿り着き、歩くのもやっと。
残りの10〜15kmを40〜50分かけていたと思います。
ランに行こうかリタイアか?
迷いましたが、とりあえず出走してみようと
走ってみたら意外と走れるとなるかもしれないと思い、ダメでもとりあえずランのコースを少しでも堪能しようと思いランパートへ
Run:7-8kmウォーキングでリタイア。
でも何度か走ろうとしてもまったく力が入らない。
腕持ち上げるのですらしんどい。
やっぱり走れない。
なんとか1往復してトランジションエリアに帰ってきたところでリタイアを決意。
悔しさもありましたが、なんか重荷が少し取れた感覚の方が大きかったです。
佐渡は去年完走していて、出るからには去年より良いタイムを内心10時間台でのゴールを目指していました。
10時間台でのゴールができれば佐渡より少しだけ距離が短いアインアンマンなら10時間切りができるかもしれないと言う勝手な指標もあったので。
仕事とトライアスロンと最低限の日常生活を整える事とで7月、8月は混乱状態でした。
仕事では責任ある立場なだけに、今後の改善策を色々考えて経営会議でプレゼンしたり、食品メーカーと色々やりとりしたり、日常業務も追いついていないのに更に考えること、やる事が多く睡眠も取れず、レース前は準備もあり、さらに落ち着く暇もなくなる。
新潟駅で一泊した時に本当に力が抜けました。
それとレースの結果が関連しているかわわかりません。
結果は結果として受け止めるしかない。
だからと言って、これで終わりという感じでもない。
レースから1週間経ち、さっきIronman world championship ニース大会を観終えた所。
悔しさもあるけど、どちらかというと虚しさの方が強い。
そして、トレーニング欲が湧いてくるのはなんなんだろう。
帰宅してから3日間くらい39℃以上の熱が出る中、それでも仕事もしなくてはならず、やっとこの1、2日で回復。
色々無理していたのかなと思い9月はなんとか仕事を乗り切りトレーニングは抑えようと思っています。
今後についても、またアップしようと思っています。
それでは。