1型糖尿病のトライアスロン、血糖値、栄養日記-アイアンマンコナを目指して-

一型糖尿病20年目の管理栄養士です。アイアンマンコナ出場を目指してトレーニングの様子や血糖コントロール、栄養管理についてアップしていきます。

スーパーフードビーツ

前回に引き続き野菜ネタで!

 

前回紹介したインサラータと冷凍野菜と合わせて今日は珍しい野菜でビーツが安く手に入ったのでそれも仕込みました!

 

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ビーツは茹で汁に付けて保管します。

 

この着色が料理のアクセントになるのですが、個人的には挽き肉との相性が好きで、「挽き肉とビーツのチーズリゾット」なんてものも、たまに作ります。

ビーツはあまりスーパーなどで見る事も少ないのですが、独特な栄養素を含む野菜の一つなので簡単に紹介したいと思います。

 

ビーツを使った料理で有名なのはロシア料理のボルシチですね。

この独特の濃厚な赤紫色をしている事から特殊な色素のポリフェノールも含まれてくて抗酸化作用も強いようです。

そして、大きな特徴として一酸化窒素(NO)の生成を促す効果が分かっています。

このNOの効果は血管拡張作用があり、血流を良くする働きがあります。

 

因みにNOの生成を促す栄養素としては、アミノ酸の一種であるアルギニンが有名です。

また身体の機能的な所で言うと鼻呼吸優位になると口呼吸の時と比べ、僕の記憶ではNOの生成が3倍にもなると言う研究結果があったのを覚えています。(確か3倍だったと・・・遠い記憶なので間違っていたら申し訳ありません)

 

このNOの血管拡張作用から期待できる事は、有酸素能力の向上や疲労回復、血圧の安定、動脈硬化の予防と色々と考えられ、合わせてポリフェノールによる抗酸化作用なども含めスーパーフード的な扱いにもなっている食材です。

 

特別何かビーツを使った料理紹介する訳では無いのですが、トライアスロンなどの持久系スポーツの習慣のある方にはオススメの食材の一つです。

 

今後、時間があってビーツを使った料理が出来たら紹介したいと思います!